日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

終活の落とし穴

あはは、まさかこの「終活シリーズ」が三部作とは…ビックリした?

まあ、昭和のお笑いセンス(それも三流)に呆れた方も多い様ですけど、今回が最後ですから許して下さい♪

そして、驚愕のハッピーエンドが必ずやあなたを終活ワールドに導くことでしょう♪(何のこっちゃ?)



「おいっ、棺桶揺れとらんか?地震が起きたんか?」
「イエ、これより埋葬の儀式に移ります♪」
「ま、埋葬?」
「ハイ、生前葬では、さすがに火葬は出来ませんから、最後に棺桶を地面に埋める作業を致します♪」
「えっ、そんなんしたら死んでまうやろ!」
「あはは、これはあくまで儀式ですから…土はちょっとしか掛けませんから…心配しないで下さい♪」
「し、しかし…」
「ご主人、より良い葬儀を執り行う為には、ご本人が本当の死の恐怖を味わうのが一番だ、と高名な学者も申しております♪」
「そやけど…」
「ここには、奥様もいらっしゃいますから、ご安心下さい♪」
「あんた、怖いんか?」
「アホ!怖い訳あらへんわ!」
「では、棺桶を穴に落とします。衝撃に備えて下さい♪」
「何や、衝撃って…優しくしろや…」
「あはは、もう終わりましたよ♪こっちはプロですよ。お客様にお怪我をさせる訳ありませんよ♪」
「おいっ!何か、ドンドン音するぞ!」
「ハイ、土を棺桶にかけておりますから、少々お待ち下さい♪」
「おいっ!何か、足元に落ちてきたぞ!土か?空気穴からじゃないか?」
「ハイ、もうすぐですから…」
「おいっ!……」



「ハイ、終了致しました。後は、このレンガを敷き詰めて、その上にプランターを置けば、あら不思議…昨日と同じになりました♪」
「あはは、やっと終わったわね…あなた♪」
「うん、これで邪魔者はいなくなった…」
「後は、明日にでも警察に捜査願いを出せば…」
「全て終了…遺書もあるし、完璧やな♪」
「うふふ♪」



はぁ〜い♪愛する二人が念願かなって、結ばれる♪ハッピーエンドで良かったですね♪

…って、違います!終活には、こんな危険な可能性もありますから、気を付けましょう!ってお話でした♪





「きゃあっ〜!あ、あんた…お化けっ!」
「違うわ!生きとるわ!…ところで、お前らアホやろ!穴掘るなら、もっと深く掘れ!50センチの穴に棺桶入れたら、土は10センチもないやろ!その上、棺桶の蓋は薄いベニヤやし、すぐに脱出できたで!…残念やったの〜♪」
「イヤ、違うの!あの葬儀屋に脅されて…」
「ほ〜っ、脅された…アホッ!そんな嘘に騙されるか!」
「キャーッ!…」
「安心せい。お前の愛しい葬儀屋も地獄で待ってる♪幸せにやれや♪」