日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

熊本大地震ー明日は我が身

先月14日に熊本から始まった大地震大分県まで拡大し、一月経過しましたが、いつ終息するのか?専門家もお手上げ状態が続いています。

日本国は地震大国を自負しながら、地震学者の皆様は阪神も東日本も、そして今回も、寝耳に水で全く想定外の出来事でした。

別に地震学者様を非難するつもりはありません。だって、考えても見て下さい。
地中10キロ以上の地下深くなぞ誰一人見たことが無いのですから…。まあ、見たことが無いとしても、美しい物理の世界ならアレンシュタイ博士でも予想は出来るのでしょうが、地底の世界は余りに複雑怪奇で、人類の叡智で計り切れないのです。

例えば、あなたの家の裏山がどれくらいの地震でどんだけ崩壊するのか?目の前の表層の事も分からないのに、地下深くの地震の神様の機嫌なぞ測りようもありませんよね。


しかし、4つの大陸プレートのはざまに乗っかっている日本列島は世界有数の地震地帯にある事は貴方もご存知です。

また、地震は同じ場所で数十年から数百年、数千年の周期で発生する事も周知の事実であり、だからこそ首都圏直下型と南海トラフ地震が注目されているのですが…


残念ながら人間の記憶はせいぜい五世代程度しか伝承されません。どんな地獄絵図を経験しても、200年後の子孫にはその恐怖の教訓が伝わる事はないのです。

「そう言えば、昔じいさんのヒイじいさんが大災害にあって死にかけたらしい、とじいさんが言っていたな…これがそれか?」

そうです。「天災は忘れた頃にやって来る!」のです。


そんな災害を経験した昔の人は考えました。「同じ事はまた起きるに違いねえ。。しかし、オラの子孫はオラと同じく頭悪いから、この災害の恐ろしさをきっと忘れる…そうだ。でっかい石碑を建てれば目立って忘れねべ!」

そんな先人の願い虚しく石碑の文字は風雨にカキ消され…学者達さえ「想定外だ!」と繰り返すのです。


そして、暫くするとテレビで歴史学者が言うのです。「そう言えば、400年前に仙台で大地震があり、その数年後に熊本で大地震。そして、また数年後に広島で大地震があったという記録があったそうな…歴史は繰り返されるのか?」…と。



ところで、本紙の所在地は多摩県であり、近くには「立川断層」があります。

週刊誌の地震特集には立川断層が必ず載っており、その危険性を囃し立てます。
しかし、その真偽を理解する日本人はいません。地震が明日起きても、千年間起こらなくても、誰も文句は言えません。

イヤ、ここだけではありません。日本中あらゆる場所が同じ状態なのです。

よって、日本人全員は地震への備えを怠ってはいけません。最低一週間分の食料品を備蓄しましょう。

地震では交通網が遮断されますから、救援物資もすぐには届きませんからね。


最後に…今回の被災者の皆さまに慎んで哀悼の意を表します。

しかし、大丈夫!400年前のご先祖も同じ困難を乗り越えたんですから、その子孫である貴方にも必ず出来る!…はずですから。