日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

I AM ABE!

ボクは、某国の総理をやっているABEちゃんます。

ボクが総理大臣をやる前のこの国は、色々とボロボロで国民は自信を無くし「失われた20年」と自虐的になっていました。

そこで、ボクはまず国民の団結に力を注ぎました。我が民族は太古の昔から団結さえすればスゴイ力を発揮するからです。

そこで、ボクは近隣首脳に手紙を書きました。電話やネットは盗聴されますからね。

「拝啓、〇〇さん。ボクは今度この島国を統治する事になったABEちゃんです。よろしくね〓」
「ところで、大勢の国民を統治するのは大変です。国民はワガママで皆勝手な方を向いています。そのせいでボクは一度お腹を壊しました…」

「そこで、一つ提案があります。身勝手な国民をまとめる為に、お互い外敵になりませんか?外敵がいれば国民は団結し、政府の言う事を聞くようになり支持率も上がりますよ!」


この提案に3つの国が大賛成してくれました。民族問題、格差問題、支持率低下等に悩む首脳は多いのですね。

幸い我が国とこの3ケ国は領土問題や拉致問題を抱えていましたから話はトントン拍子に進みました。


…その後の事は皆様の知っての通りです。まあ、表面上は非難の応酬ですけど、国民はそれを真に受け燃え上がりました。国民は民族の誇りを取り戻し、国難に対し一致団結したのです。

そのタイミングで国会を解散したボクの目論見は大成功し、国会に敵はいなくなりました。みんなはボクの言いなりです。

後は、うるさいマスコミを懐柔策と恫喝で黙らせました。

まあ、本当は憲法改正をやりたいのですが、今回は外堀を埋める作戦で満足する事にしました。


武器輸出を解禁し、自衛隊は世界中で活躍できる様に閣議で決定し、アメリカ様のお声があれば、いつでもどこにでも我が軍は駆けつけられる様に法整備も整えます。


この成果をアメリカ様の上下院で発表すれば、ボクは名誉アメリカ市民に選出されるかも…

エーイ、そうなったら憲法改正なんてまどろっこしい事は止めて、ひとっとびにこの島国をアメリカ様の州に格上げしてもらえるかも……

えへへ、そうなればボクは州知事か…カッコイイな…そうなれば、面倒な防衛外交や経済政策も大統領様に丸投げ出来るし楽が出来る…もう二度とお腹も痛まない!

あ〜あ、その日が早く来ないかな!