日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

子供NISA入門

日本の株式投資家の皆さん、こんにちは。

今日も日経平均は大幅安。ついに16千円になってしまいました。今日は眠れぬ夜になるかもしれませんね。御愁傷様です……。


しかし、そんな悩める皆さんにステキなニュースがあります。

例えば、あなたが1株200万円で買った株が意に反して値下がりして100万円になったとします。

ここでその株を売ると100万円の損になりますし、株価が150万円になった時に売っても50万円の損となります。


しかしであります。もしも、ここで勇気を持って100万円でこの株をもう1株買ったらどうなるでしょうか?

これで、あなたはこの株2株を300万円で購入したのですから、1株当たり150万円で買った事になります。


この様に値下がりした株を買い増しして平均購入代金を下げる方法を「ナンピン買い」と言って昔から用いられている高等戦術です。

1株のままだと株価が100万円値上がりしないと元はとれませんが、ナンピン買いをすれば株価が50万円値上がりすれば元がとれ、もし株価が100万円値上がりして最初の200万円になれば、100万円の儲けが出るのです。


しかも、今なら「子供NISA」を活用して買い増しが出来ます。

未成年の子供名義で80万円を投資すれば、その利益は非課税なのです。もちろん子供に株式投資の事は分かりませんから、銘柄はあなた次第……。


こんなチャンスはもう二度と来ないかもしれませんよ!

この下げ相場はチャンスなのです。大きく儲ける絶好の機会です。さあ、子供NISAを使って買い増ししましょう!



……と証券マンに言われた初心者が全国に3175人はいますけど…ハイ、その証券マンは嘘は一言も言っていません。

確かに計算上は彼の言う通りですが…実は一言言い忘れている事があります。


それは…株価がここで反転する保証がない事です。否、また値下がりする可能性さえもあるのです。

もしも、ナンピン買いをしたのに株価がまた値下がりすれば、株が2株あるのですから、その損失は以前の2倍になるのですよ。キャーッ!

ですから、子供NISAを使ったナンピン買いには慎重でなければなりません。


……というお話ですが、中級者の皆さんには不評のようですが……最大の問題は市場の出来高です。通常時、東京市場は20億株ですから50億株は欲しいですね。それが1週間続けば理想的ですけど……。

そうなれば売り手は消滅しますから、株の需給関係は改善して株式市場は底を打つでしょう…多分…。



また、上級者はアメリ中央銀行と中国元の固定相場制の動向に注目しましょう!