日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

アバター2

しかし、スカイピープルがたった一度の敗退で諦める訳はなかった……


「大統領。我が社は貴方に百兆円を寄付する用意があります」
「ひゃ、百兆円?」
「これだけあれは、次の選挙も楽勝でしょうね」
「百兆…百兆…」
「否、その次も、そして、その後も…」
「…で、私に何をしろと…」
「さすが大統領、話が早い。…我が社は、辺境の星に貴重で高価な鉱物資源を見つけました。しかし、その星には野蛮な現地人がおり、ちょうどその鉱脈の上に住んでいます。」
「それは困ったね。現地人との交渉が大事だよね…」
「はい。我が社は、最新の科学を用い、現地人と同様の姿になり交流を図ったのですが、全く無駄でした。そればかりか、彼らは我々の現地基地を怪獣を操り襲って来たのです。我々は仕方なく応戦したのですが、ほぼ全滅しました…」
「なんてこった…」
「ですから、大統領。我々地球人は、地球の科学力を彼らに教えなければならないと思うのですが…如何でしょうか?」
「うーん、科学力ね…で、一個大隊位の科学力で良いのかな?」
「イエ、そんなに必要ありません。発掘部隊を守る小隊と小型原爆を2個ばかり…」
「原爆か…それはおお事だね…野蛮人とはいえ、原爆の使用は世論がうるさいからな…」
「イエ、現地人に使用するつもりはありません。無人の荒野に原爆を落とし、彼らに地球人の科学力を示すのです。いくら野蛮人であっても、原爆の怖さは分かるはずですからね。」
「そうだといいのだが…昔、アメリカという国家は野蛮な黄色い猿族と戦った時は、猿の都市に原爆を投下した。以来、その猿族はアメリカに永遠に忠誠を誓ったそうだ……まあ、最後の手段かな…」
「一発目に効果がなかった場合は考えますが、鉱脈の近くでの爆発は困ります。放射能汚染の中で採掘は出来ませんからね…」
「あはは、そうだな。では、出来るだけ平和的に…あっ、そうだ。派遣する部隊はあの猿族の末裔でいいか?」
「我が社にも忠誠を誓ってくれるなら喜んで!」
「では、決まったな。後は寄付金の件だが……」


そして、戦争は両者に一人の犠牲者を出す事なく一瞬で終わった…めでたし、めでたし!



オイオイ、こんな夢も希望もないリアルな映画を誰が喜んで見るんだ?

誰だ、こんな脚本家を選んだのは?二人共クビにしろ!

バカ!こんな調子だと「アバター2」は永遠に出来ないぞ!