日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

捕鯨禁止の裏側で…

ご存知のように、南氷洋のクジラは商業捕鯨が禁止されております。

しかし、賢い日本人は
「じゃあ、クジラの数や生態を調べる為の調査なら、よろしかろ!だから、ちょっとだけクジラを捕らせてくんろ!」
捕鯨を続けておりました。

ところがであります。

クジラ大好き少女のニュージーランド人が日本に旅行に来てしまったのです。そして、ホテルで何の気なしにテレビを眺めていると、ぬわんとクジラの絵の書かれた缶詰が映っていたのでした。

「ハロー、フロントですか?ちょっと聞きたいのでですが、今テレビでクジラの絵の書かれた缶詰が映っていたのですが、あれは何ですか?」
「あ〜、通販番組をご覧になったのですね。あれは、クジラの大和煮の缶詰で、日本人の大好物です。近くのデパートでも売っていますから、お土産にどうですか?」
「おおまいがっ!」



「議長。緊急議案を提出します!」
「何ですか?ニュージーランド代表…」
「私の愛娘が日本に旅行に行った所、何と日本のテレビで堂々とクジラの缶詰が売られていました。その上、デパートではクジラのハムまで売っていました!」
「えっ、本当に?」
「議長、これが愛娘が日本から買ってきた缶詰です!すなわち、日本は調査捕鯨と称して、クジラをテレビとデパートで売りまくる程大量に捕りまくっているのです!」
「日本代表、本当ですか?」
「えっ、最近テレビを見てないし、デパートの地下食品売り場に行っていないので…」
「私の娘が嘘をついていると言いたいのか?素直に白状したまえ!」
「では、日本に帰ってさっそく調査してみます。つきましては、その調査には2年程必要…」
「議長!日本はもはや信用に値しません!日本の調査捕鯨は即刻禁止すべきです!」
「そうだ!そうだ!我々は、もう日本に騙されないぞ!」
「えーっ!ちょっと待って下さい…」



「代表、上手くいきましたね。ありがとうございます!」
「な〜あに、私はクジラの命を救う為なら何でもしますよ!」
「これからも、宜しくお願いします。それで、これは米国とオーストラリアの牛肉輸出協会からの例のモノです…」
「あはは、うちの娘はワガママだから助かるよ。来月はアフリカだそうだ」
「現代の女性はそれ位行動力がないといけません。しかし、日本の捕鯨が完全禁止になれば、お嬢様は月にだって行けますよ!」
「では、もうひと頑張りだな!あはは!」
「宜しくお願いします!」