日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

連合とは何なのか?

民主党がグタグタです。参院選で大惨敗したので、皆さん責任転化に躍起です。

政界を引退した宇宙人を除名しよう!としたんですから、これはまだ民主党には別な宇宙人が…ナマズ星人とかドゼウ星人とかがいるのでしょうか?

まあ、本紙の昨年総選挙の第一スローガンが「消えて無くなれ民主党」でしたから、今さら民主党がどうなろうと関係ありませんけどね…。



しかし、民主党で気になる事が一つあります。

それは、民主党の最大支持母体である「連合」です。今回も民主党議席が一桁にならなかったのは連合が支持したからです。

逆に言えば、連合の力は公明党共産党を足した程度しかない!という事になります。


戦後一貫して、自民党と財界は労働組合の弱体化を画策して来ました。その第一次頂上作戦が自社野合政権で、第二次頂上作戦が小泉改革でした。

その結果、国民を裏切った社会党は瓦解し、労働者の4割が非正社員になり、正社員の組合加入率も激減しました。自民財界側の完全勝利です。

労働者の権利を広げ、守ってきた労働組合ですが、不況が20年も続くと自分の身を守る事に精一杯で末端労働者がどうなろうと知ったことじゃない!というのが今の組合幹部の考えです。

会社あっての組合であり会社の存続を第一にした連合はもはや労働者の代表と呼べません。

だからこそ連合は消費税増税に賛成したのです。連合の賛成無しに民主党が消費税増税に賛成出来るはずはありませんから、増税案は連合の提案かもしれません。

こんな労働者の生活を無視した労働組合は世界に存在しません。だからこそ、連合の組織力はますます低下します。 自分で自分の首を締めているのに気付いていないようです。



記者には分かりません。連合は何を目的にして存在しているのでしょうか?

単なる大企業とお役所に勤める労働者の代表というなら問題はありません(正に今の状況がそうですから)が、だとすれば連合幹部とマスコミは連合を日本の全労働者の代表のように振る舞ったり、そう報道しないで下さい。

消費税増税に賛成し、憲法改定や原発も認める自民党モドキ議員も多い民主党を応援する連合は、財政破綻を回避しお役人をクビ切りから守り、軍需産業や電力会社等の大企業労働者を守る事を目的としている団体でしかありません。

もしも、この認識が間違ったものであるなら、連合は本紙に反論し、民主党支持を見直すべきです。


だから、国民の皆さんも連合が全労働者の代表だと思い違いをしてはなりません。彼らは大企業とお役人の飼い犬に過ぎないのです。くれぐれも騙されないで下さい!