日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

ロックオンのお話

映画の戦闘機空中戦で敵機からレーダー照射によりロックオンされると非常に危険ですが、そこは映画ですから、主人公は易々とこの危機を乗り越えます。

しかし、これが平時に公海上で実際に行われると問題です。戦闘行為の一歩手前ですから、笑えない冗談になります。

日経新聞によりますと、民主党政権下でも中国軍は同様の事案を起こしたそうですが、民主党幹部は即座にこれを否定しました。

しかし、これが事実だとすると、自衛隊の政府への連絡遅れや中国政府の慌て振り(いつもは即座に否定するのに、今回は言い訳探しに時間が…)が納得できます。

そうです。過去にもレーダー照射はあったのです。その時、自衛隊は即座に政府に連絡し、政府は中国大使館に内密に抗議しました。

ここで民主党でたらめ政権は2つのミスを犯します。

第1のミスは、尖閣問題がこれ以上こじれない様に「我が国の艦艇が貴国の艦艇にレーダー照射されロックオンされました。何かの間違いだと思いますから、今後注意して下さい。お願いします。」と下手に言ったのでしょう。「何の言い掛かりだ!我が軍に常識がないと言いたいのか?証拠を出してから言え!」と凄まれて逃げ帰ったと思われます。

これでは中国海軍に何も伝わりません。かくして、レーダー照射は続くのです。

第2のミスは、現場の自衛隊に今後の事に対し何らの指示を出していなかった事です。
「あっ!艦長、またロックオンされました!」
「ちぇっ、こっちが何も出来ないと思って、また嫌がらせか…一応、退避しろ!」
「退避完了!…ところで本件を本部に報告しますか?」
「うーん、一応報告書書いといて。今度基地に戻った時に提出しよう。急いでも何も変わらないからな…」

報道とは裏腹に現場は弛緩しきっておりました。


しかし、元気いっぱいのあべちゃんの耳にこれが聞こえてきました。
「中国けしからん!中国の悪行を世界に伝えて懲らしめてやろう!…官房長官を呼べ!」

あらあら、元気なあべちゃんらしい…民主党もダメですが、自民党もダメです。アホです。中国政府に恥をかかせただけでせっかくのチャンスを台無しにしています。

「大使、中国艦艇がまた自衛隊艦艇とヘリにロックオンしてきましたよ。貴方、前回の注意を本国に伝えましたか?しかし、また事件は起きた。貴方の伝え方が悪かったんじゃないですか。だとすれば、大使。首の辺り大丈夫ですか?…それ共、これはマスコミに公開した方が良いでしょうか?世界中が中国を非難すると思いますが…やってみますか?米軍機にロックオンしたらどうなるか?大使もご存知ですよね。まあ、本国とご相談して下さい。24時間待ちますよ!」

それなのに、いきなりマスコミに伝えるとは小学生並みの外交力です。せっかく中国に恩を売れたのに……逆に恥をかかせて反感を買うとは……元気なあべちゃんらしい……。



ところで、バレンタインが終わりましたが、あなたがロックオンした女性から本命チョコは貰えましたか?

もし、義理チョコならあなたの恋愛力は日本外交力と同等だ!…という笑えないお話でした。