東京スカイツリー開業 - 日本しんがり新聞社

いよいよ東京スカイツリーが開業しましたが、記者は東京タワーの方が好きです。

試算によりますと、スカイツリーの経済効果は数千億円だそうですが、９割以上は日本人による消費ですから、その分他の観光地や商店街の売り上げが減るという事です。

まあ、多少はタンス預金が使われるでしょうから日本全体からみるとプラスになるのでしょうが、大した額ではありません。よって、如何にスカイツリー目当ての外国人を呼び込むかが重要です。

しかし、最大の問題はまたしても東京だと云う事です。地方が元気になって日本全体が活性化しないとダメなのに、東京に一極集中してそこに大地震が来たらどうするんでしょうか？それこそ日本沈没になってしまいます。

話は違いますが、あの巨大な大阪城は市民の寄付金によって建設されたと聞いた事があります。また、尖閣諸島の買い付けに十億円近くが寄付されたとも聞きます。

まあ、大阪城は大阪がまだ東京と経済を二分していた頃の大昔の話ですが、尖閣の方は現代の話です。

これはあくまでも記者のカンに過ぎませんが、尖閣の寄付の大部分は老人によるものではないでしょうか。日本の個人資産千数百億円の８割近くは老人の手の中にあります。

たからこそ、振り込み詐欺は老人をターゲットにします。適当に電話しても老人は皆金を隠し持っているからです。

そして、子供は親の面倒を見ず、ただ単に遺産だけに興味を示す現実にうんざりしているに違いありません。相続争いが民事裁判の上位を示しているのを知っているれば尚更です。

つまり、金持ちの老人達は今お金をどうするか？迷っています。当てにならず遺産目当ての子供に嫌々介護されるのは真っ平ごめんです。かといって、国や怪しい団体に寄付する気にもならないし……。

そこに、地元にシンボルマークを作ろう！と云う話が持ち上がったらどうでしょうか？

変な子供やおかしな国等にお金をやるより、住み親しんだ地元に役立つ自慢出来る何かを作る為にお金を使ってもらう！

これが全国に広がれば地方も多少元気になるでしょう。但し、バブルの頃のような役人発想の箱ものではダメです。

目標は「中国人も驚く変なもの」ツアーの目的地になる事です！

では地方の皆さん、スカイツリーに負けない様に頑張って下さい。相手はただ単にでっかいだけの木偶の坊ですから楽勝です！……多分(^^;