日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

タバコと年金問題とTPP

先月本紙は、タバコと日本経済の関係を明らかにしましたが、今日はタバコと年金問題等の関係を勉強したいと思います。


財源不足になると真っ先に議論の対象になるタバコ君ですが、その根底には「タバコ悪玉説」があります。喫煙者も半ばそれを信じているが為に声を出して反対しにくいのが現状であります。


この説を提唱したのは厚生省であり、マスコミを使い喧伝し大成功を納めました。

当時、医療費の増大が厚生省最大の問題で、原因究明の結果浮上したのがタバコ君でした。ガンに脳卒中、心臓病の原因とされたタバコ君は追い詰められたのです。


しかし、タバコ君はへこたれません。彼には心強い仲間(喫煙者)がいるからです。「だって、喫煙者全員がガンや脳卒中になる訳じゃないし、万一病気になっても死ぬのは自分だ!税金払って文句言われる筋合いはない!食後の一服は辞めれないぞ!」


この間も医療費は増加し、厚生省が自由に使えるお金はドンドン減ります。そこで考えられたのが「副流煙」です。「そのタバコの煙があなたの家族を殺します!」の殺し文句が喫煙者の胸に刺さります。そして、健康増進法という法律まで作りタバコを吸える場所さえ奪いました。最後の締めは値上げ攻勢です。…タバコ君危うしであります。


しかしであります。厚生省の使えるお金は全く増えません。何故なら、厚生省のお陰で日本は世界一の長寿国になったからです。しかも、タバコ関連の病気は減っても、老人は何らかの病気になるので結局は医療費は減らない上に、年金の支払いだけは確実に増えるという悪夢の循環が始まったのです。

「あーあ、こんな事になるなら、タバコ悪玉説を広めなきゃよかったかな…。うーん、これ以上タバコの値上げはダメだ!」

こうして、復興増税からタバコは除外されたのです。そして、TPP加入で零細農家と中小企業の人々が希望を失い早死にする作戦に厚生省は舵を切ったのでした。

めでたし、めでたし。