日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

経済政策の夏休み

本紙が、円高対策に頭を悩まし、為替の再勉強に汗を流していたその頃、日本の政治家は二手に分かれていました。


一方は、完全な夏休みモードです。つまり、野党の皆さんは今いったいどこで何をしているのでしょうか?夏祭りの梯子以外まったく聴こえてきません。

野党だから、円高になり、景気が悪化するのは「全て政府のせいだ!」と思って傍観しているのでしょうか?共産党社民党ならそれでも良いでしょう。彼らはずっとそうしてきたので、それ以外の方法を知りませんから仕方ありません。

しかし、自民党はどうなのでしょうか?今こそ。経済対策・円高対策に声をあげるべきではないのでしょうか?彼らは1年前まで日本経済の舵取りをしていたのですから、経験も知識もあると思うのですが、何も言い出しません。まるで「円高と景気悪化」を待ち望んでいるようです。

自民党は本当に政権をとるつもりがあるのでしょうか?その気があるのなら、今こそ声をあげる時なのに・・・・輸出企業も中小企業もみんな困っているのに・・・・その声は自民党にも届いている筈なのに、ボーっとしています。

それとも何ですか!?官僚が側にいないと何も出来ない集団だったのでしょうか!?経済政策は、官僚におんぶにダッコだったのでしょうか?

国民が困っているなら、国会が閉会だろうが何だろうが関係ないはずです。少なくとも声をあげマスコミに働きかけなければならないのに、何のアクションも聴こえてきません。非常に残念です



もう一方は、政府・民主党です。来月の代表選は、確かに次の総理を決める大事なものであるのは理解しますが、1兆数千億円の補正予算を組むとか、エコポイント制度を延長するとか、小手先の対策しか示せません。日銀との会話も実のない物に終りました。

まあ、官君としては「心ここ(日本経済)にあらず」の状態なのは分かりますが、この大事な時期に経済対策をおろそかにすれば、万一再選となっても苦労するのは自分だということが分からないのでしょう。哀れであります。

その上「3年後に衆参ダブル選挙をやる!」とぶち上げました。小沢派の揺さぶりに対抗してのことなのですが、総理自らが自分の解散権を放棄するとは何事でしょうか?絶好の解散日和に「総理は嘘つきだ!ぶれているぞ!」と言われるのが分かっていないようです。

これだけをしても総理の資質が無いのが分かるというものです。まあ、9月の代表選に負ければ元も子もないのは分かりますが、官君は目先のことしか考えられない性質のようです。消費税増税ではブレブレでしたし、数字には弱いし、日本のことより己の保身に走っているし、こんなのが総理大臣と云う日本の不幸・・・・。

だから、マスコミがあれだけ叩いた小沢君に対し、待望論が出てしまうのです。「ただのおバカより、頭の良くて実行力がありそうな悪人の方がいいかも・・・・。」



どっちにしても、経済無策・・・日本経済政策の夏休みは当分続くのです。



【おまけ】
某局で「通貨安戦争」と称して円高問題を取り上げておりましたが、元大蔵官僚や学者先生が出ておりましたが、「心配ない」とか「やる気」とか、まったく策を示せませんでした。多分偉い人だと思うのですが、TV局が厳選した人だと思うのですが、それがこのザマです。

日本の頭脳がこんな無様ですから、円は狙われるのです。「日本政府も日銀もどうせ木偶の坊だから、円買いは安心して実行できる!」と舐められているのです。

あはははは、彼らの推理は正しい!!!・・・(TT)