日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

インプラント治療への疑問

歯の治療方法として、インプラント治療が人気のようです。ご存知のようにこの治療方法は、人工の歯根を顎骨に埋め込み、その歯根に人工の歯を固定させるもので、入れ歯と比較すると日々の手入れが非常に楽になる・入れ歯と歯茎の間に食べ物が挟まる不快感がない等のメリットがあります。但し、この治療方法は健康保険がききませんので、治療費が1本10万円以上の高額となり、また、骨を削る外科手術ですから完全に直るまで治療期間が非常に長くかかります。

また、歯医者さんとしても非常に魅力のある治療法です。特に最近は少子化の上一人当たりの虫歯の数が減っていますから、売上げに困っている歯医者さんとしてはこの高額な料金が魅力的であります。その上、インプラントの免許は必要ありませんから、看板さえあげれば明日からでもインプラントができるので楽勝です。粗利は相当なものになるようですから・・・・(^^)v


このように患者と歯医者の双方にメリットのあるインプラント治療ですが、本紙には一つの疑問があります。それは素人歯医者さんが骨を削る外科大手術をたいした研修もせず実施できる不条理(これについては良心的な高い技術を持った歯医者を選べば済むことなので)ではなく、この記事を書く前にこの治療法について少々ネットで調べたのですが、骨粗しょう症に関する注意事項について書かれているHPが非常に少なかったことであります。

ご存知骨粗しょう症は骨密度が低くなる病気で、高齢者(特に女性)に多い病気ですが、顎の骨も例外ではありません。骨が脆くなれば埋め込んだインプラント歯根が抜ける可能性が高くなるのですが、ほとんどの歯医者のHPには「インプラントは永遠です!」と書かれていました。もしかしたら、生命保険の契約書のように大事なことは小さな字で分からないように書かれているのかもしれませんが、それでは非誠実と言えないでしょうか?・・・・これは、歯が大量に抜ける時期と骨粗しょう症になる時期が重なった不幸でもあるのですが・・・・(@@)


よって、本紙記者はこのインプラント治療を自分の家族・親族にはお勧めできません。若い人ならともかく骨粗しょう症の危険性の高い老人に高額な料金を支払わせるリスクを負わせたくないからであります。痛い思いをし高い料金を支払い、その挙句、直ぐに抜けたら元も子もありませんからね。


まあ、悪徳歯医者からこのインプラント歯根が抜けた時に「お前がインプラントは永久だ!と言ったから高い治療費を支払ったのに、これじゃ詐欺じゃないか!訴えてやる!!」と言って、百万単位の慰謝料を獲ろうとする壮大な計画があるならその限りではありませんけど・・・・(^^;)。



【おまけ】
官君内閣は10月に特別会計について事業仕分けをすると発表しました。まるで本紙の17日の記事を読んでいたかのような、忘れた頃に言い出すこの始末の悪さ!選挙目当てがミエミエで呆れてしまいます!!
なぜ特別会計を1番最初にやらなかったのか!?この答えが全てを教えてくれてます。・・・特別会計霞ヶ関最大の既得権だからです。さすが官君内閣ですね!