日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

北朝鮮魚雷に笑う人々?

昨日韓国側調査団は、3月26日韓国海軍の哨戒艦が爆発沈没し乗員46人が死亡した事件について「5月15日に現場海域から魚雷の残骸が引き上げられ、調査の結果この残骸は北朝鮮製のものに違いなく、今回の事件は北朝鮮によるものと判断せざるをえない。」と発表し、その魚雷残骸の現物も公開しました。(本紙としては、1ヵ月半で金属があれほど腐食するのか?疑問ですが・・・)

これに対し北朝鮮は「韓国の謀略だ。制裁するなら戦争も辞さない!」とご立腹のご様子でした(ここで「制裁するなら」と条件を付けた北が微笑ましい!本音は戦争したくないんですね。)が、過去北朝鮮はラングーン爆破事件・大韓航空機爆破事件等でも「知らぬ存ぜぬ」を貫いた国ですから、誰も信用していません。「また北朝鮮が・・・」と本紙読者も思っていることでしょう。

過去この海域で北と韓国は何度も銃撃戦を行い、死傷者の数で北はほとんど敗北しておりましたので、今回の事件で北は溜飲を下げたことは予想に堅くなく、また、これが大将軍様の三男様のご指示によるものであるならば、彼の後継者としての地位は磐石になる大英断でありますから、ここでも北の可能性が高くなります。


話は変わりますが、↓は昨年7月20日の本紙記事であります。
http://d.hatena.ne.jp/marubou3/20090720
この「自民党救済策」と題した記事で本紙は、間近かに迫った衆院選で大敗北必至だった自民党に対し、北朝鮮東京湾にミサイルを落としてもらえば、敗北は最小限に抑えられるぞ!と書きました。

しかし、北からミサイルが飛んで来ることはありませんでした。もっともなことです。なぜなら、ミサイル1発で選挙結果は変わるはずも無く(それほど自民党政権に国民はウンザリしており)、また、負けると分かってる自民党に恩を売っても北に何のメリットも無いからであります。


しかしです。3月26日前後の鳩山君と民主党の立場を振り返ってみますと、政治とカネ問題と5月末に迫った沖縄基地問題鳩山内閣の支持率は急落しておりました。政治とカネ問題は時が解決してくれる可能性はありましたが、基地問題は期限が迫っておりました。

「ま、まずいね・・・・。このままでは、参院選が戦えないよ。」
「政治とカネの方は、警視庁と可視化法案凍結で話が付きましたから、不起訴を根拠に国民を納得させられますが、沖縄の方はどうしようもありません・・・・。」
「何か手立ては無いかね?」
「うーん、禁断の手が一つありますが・・・・。しかし、これは沖縄基地問題解決の先送り策でしか無いのですが、それでも良いのですか?」
「今となっては仕方ないね。選挙に勝つ為だったら手段は選ばないぞ!」


という会話があったかどうか知れませんが、5月20日に
「『米海兵隊は抑止力からいって沖縄に必要だ』というメッセージが大統領から発信されるんですか。日本の大事なこれからの何日かにかかわるので」と中山義活首相補佐官が韓国公使に勢い込んで尋ねる一幕があり、「抑止力」に説得力を持たせるのに格好の「助け舟」と思った中山君が韓国公使を苦笑させる出来事があった事実。これこそ上記の怪しい会話の証拠ではないでしょうか!?


もしも、これが本当だとすると今回の事件は、鳩山内閣としては大助かりですし、北の大将軍としても日本政権に恩を売ることができ、韓国政権としても間もなく始まる選挙前に緊張感が走ることは有利になりますし、アメリカや中国・ロシアとしても紆余曲折があるにせよこれを機会に6カ国協議に北を引きずり出せれば文句は無く、最後に北としてはこの6カ国協議を三男坊にしきらせ、経済制裁を解除できれば万々歳!

あれっ!?韓国軍人46名の死は、この6カ国にとって非常に都合の良かったことであり、この北東アジアの緊張感を緩めるという意味で非常に重要な役割を果たした「名誉の死」だったことになりますね・・・・。うーん、困ったことです・・・・(TT)


しかし、国際情勢は一般人(末端軍人)には非情なことは歴史が教えてくれています。まあ、事実がどうであれ「表面的な事実だけで全てを判断してはいけない!」というのが今回の教訓です。