公明党が与党になりたい訳
「財源がないのに子供手当てをするのは、バラマキ政策だ!」と民主党の子供手当てに反対していた公明党が、財源について全く解決してないのに、子供手当て法案に賛成することになりました。
TVの解説者によると「公明党は与党になりたいのです。」と知ったかぶりですが、では、なぜ?公明党は与党になりたいのでしょうか。
それは、公明党の支持団体である創価学会の望みだからです。ご存知創価学会は宗教団体ですが、トップが霊能力や超能力がある訳ではありません。いたって真面目に人生について語り、指針を示します。
しかし、人間の悩みはそう簡単なものではありません。悩みが解決できなければ、信者は落胆し、下手をすると学会を辞めてしまうかもしれません。そうすると寄付金が減り、幹部が美味しいものを食べられなくなります。
これはまずいっ!・・・と考えられたのが、政界進出だったのです。悩み多き信者に新たな目標を示し、それを達成することで、本来の悩みを忘れさせ、同時に、達成感を与えることで信者を繋ぎとめるとうい大作戦。池田大先生の大発明であります。
ですから、学会としては、信者の目標としての選挙に負ける訳にはいかないのです。だから、常に100%当選を目指して、そして、それを長い間実践していたのですが・・・・ところが先の総選挙でその夢は儚く砕け散りました。幹部が軒並み落選の憂き目にあったのですから学会の落胆の大きさは想像に難くありません。
「うーん、このまま自民党と組んでいると、また、選挙で負ける可能性が・・・・2連敗はまずい!信者が減ってしまう・・・・。」
「ここは勝ち馬に乗るべきではないのか?元々政策的にも民主党の方が近いし・・・・。」
全ては、信者に成功体験を続けさせる為。ちっちゃな個人的悩みを、国政に参加するという大きな目標で忘れさせる為。幹部が贅沢をする為。
「うーん、創価学会恐るべし・・・。」と思うのか?
「おー、人生に目標を与えてくれるのか!?」と思うのか?・・・・は、あなた次第。