日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

外国人参政権問題

昨夜「TVタックル」で、外国人参政権問題について、いい年のオヤジとオバンが口から泡を吹きながら激論を交わしていました。

子供達はあれをどう感じたのでしょうか?相手の話を全く聴かず、自分の主張だけを声高に叫ぶ国会議員やお偉い先生のあの姿は、幼稚園児とどこが違うのでしょうか?本紙は情けなくて、恥ずかしくて、最後まで見ることが出来ませんでした・・・・・。


それはさておき、本紙も新聞社を名乗ってる限り、この問題から逃れる訳には行きません。チョットだけ真面目に考えてみたいと思います。

TVを見る限り、賛成派と反対派の違いは、近未来の東アジアの政治状況をどう考えるているのか?ということに尽きます。賛成派は、現状がずっと続くと思っております。つまり、中国の一党独裁覇権主義は永遠に続き、北朝鮮は悪魔の国として繁栄し、韓国は日本人を恨み続ける。だから、こんな奴らの仲間に参政権を与えるのはもっての他であり、日本の国益に反する!と思い込んでおります。果たして、この予測は当るのでしょうか?

話は変わりますが、30年だけ歴史を遡ってみましょう。中国人は皆人民服に身を包み自転車に乗っておりました。韓国は軍事政権下にあったようです。北朝鮮はほとんど変わっていないようですが、この国民は30年間進歩を知りません。また日本は、永遠に続くと思われた自民党政権下で、まだ経済にも勢いがありこの世の春を満喫しておりました。

ほらっ、チョットだけ振り返っただけなのに、北を除いて凄い変わりようですね。この歴史的事実を賛成派の人々はどう考えているのでしょか?

本紙が考えるに、北の命運は尽きようとしております。特に中国国境地帯の人々の意識の変化は見逃せません。携帯電話を持ち、物質的豊かさを実感した人々に後戻りは許されません。あのソ連すら崩壊したのです。北に未来はありません。

だとすると、反対派の人々の頭は固すぎます。歴史的観点から外れております。日中韓の仲が悪いのを望んでいる国、もちろんアメリカですが、この作為に気付いておりません。悲しいほど単純です。


・・・・で、参政権の問題ですが、日本国民でない人に地方といえども参政権を全面的に認めるのは、この単純な反対派の多さを考えると無理があります。

しかしです。地方首長と議会の投票権だけを認めるってのはどうでしょうか?

外国人といえども、その地方に住んで税金を支払っているのですから、自分の住んでる所の選挙権ぐらい与えてあげましょう。彼らだって住み良い街に住みたい筈です。選挙権がある人々の意見を候補者は全く無視することは出来ませんし、かといって、彼らに立候補する権利は与えないのですから、その地方が乗っ取られることもありません。まあ、賛成派と反対派の折衷案みたいですが、当分はこれで如何でしょうか?


日中韓の相互理解がもっと進んで、北が崩壊したなら、沖縄の米軍も必要性が半減しますから、その時はまた考えればいいのです。まったく賛成派も反対派も事を急ぎすぎます。結局ますます仲を悪くしているだけです。大人の対応だとは思えませんね。・・・・(^^)

子供は、こんな自分の思いに囚われた大人になってはいけません。お互いに思いやる気持ちが大事です!!


【おまけ】
この問題について「海外にも例がない!」的な発言もありますが、日本は世界で最初に交戦権を否定した先進的な憲法を持った誇りある国であることを忘れてはなりません。

この発言の主は、前例主義に囚われた官僚主義的な前近代的な思想の持ち主ですから、相手にする必要はありません。子供はもっと自由な発想で世界平和に立ち向かいましょう!