日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

事業仕分け作業、始まる

自民党と官僚達が己のために税金を使いたい放題したもので、国の借金は860兆円を超えてしまいました。これに危機感を覚えた財務省は、小泉自民党政権を最大限に利用し、弱者切捨て策に打って出た(これ以外、選択肢が無かった)為、これに反発した国民に民主党政権誕生というしっぺ返しを自民党に下しました。

そう「金の切れ目が縁の切れ目」ではありませんが、自民党という無駄遣い亭主は「俺は酒もタバコもやめないしゴルフも続ける。金が足りなきゃ借金しろ。足りない分はお前達の食費と教育費と医療費を削れ!」と言った様なものですから、国民という女房はこれに愛想を尽かしたわけです。まあ、亭主を追い出したら膨大な借金が残っていたってとこでしょうか。


そして始まったのが予算の事業仕分け作業。元亭主の無駄使いの見直しみたいなものですが、これは以前から続けられておりました。財務省の査定というのがそれですが、昔と今回では大きな違いがあります。

その1は、財務省が対峙した各省の裏には、以前は自民党の大物族議員が控えていたのです。財務省に予算案を切られそうな省庁は、直ぐに族議員に連絡したものでした。すると直ぐになぜか?予算は通ったのです。しかし、今回民主党族議員はまだいません。一部大臣はその候補者に成りかかっておりますが、まだ大丈夫です。困ったのは各省庁。自民族議員というカードを失ったわけですから、もはや打つ手を知りません。なすがままです。

その2は、この作業が公開された事。これは大きい。マスコミが回りに大勢いるの、皆が証人ですから、下手な事は言えませんし、袖の下や裏に手を回す等余計なことは全く出来ません。お手上げです。孤立無援です。

その3は、この作業のお陰で、国の施設には格安の宿泊施設があり、これら施設や財団のお偉いさん達は凄い高給取りだという事実が国民の知る所となったのです。うーん、知らない所で官僚が勝手をやってた事実。これじゃ、借金まみれもいたしかたございません。


おー、これぞ財務省が待望した制度じゃありませんか。族議員に邪魔されることもなく、国民(民主党)を味方につけ、理屈だけで無駄を斬る。ついに財務省は名実共に省庁のトップに立てたのです。国の真の運営権を手に入れたのです。自民族議員ざまーみろ!です。・・・・これで財政再建が出来なければ財務省は死ぬしかありませんね。



しかし、この作業、概算要求95兆円に対し、目標はたったの3兆円。国の税収は40兆円を切るのですから、焼け石に水でしかありません。いったい消費税は将来何%になるのでしょうか?・・・・心配です。(TT)