日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

自民党の敗因

TVでは、自民党の敗因について色々議論されていますが、一番大事なことを忘れているようですので、指摘させて頂きます。

それは何か!?

それは、前回の総選挙の当選者数300です。そして、連立相手の公明党を含んだ数が、衆院定数の3分の2以上を超えていた現実です。

この結果、自民党公明党さえ納得させられるのなら何でも出来るようになりました。自衛隊海外派遣も教育基本法の改正もできました。さすがに憲法改正だけは公明党も反対でしたでしょうから、それは諦めましたが、それ以外は、戦後ずっと自民党の懸案事項だったものも全て解決できました。

ですから、この4年間という期間は、自民党がこの世の春を満喫できた期間でもあったのです。

そして、こんな順風満帆な時期が永遠に続くとは、さすがの自民党も考えなかったこの常識的な判断が、自民党をこの壊滅的破滅に導いたのです。

つまり、その独特の野性的カンを持った小泉首相が身を引いた瞬間、自民党は潮目が変わったと判断しなければならなかったのですが、ついつい欲が出てしまったのです。安部さんなら、福田さんなら、この議席を守れるのではないか!?と。(さすがに麻生さんには誰も期待してませんでしたが、本人はどうだったのか?)

さんざん勝手なことをしといて、まだまだやり足りないと感じた自民党は、政権維持に躍起になる所か、3分の2に固執しました。

この結果、何度も解散のチャンスがありながら、ついつい見逃し、ついに今日の日を迎えることになったのです。

そう、過半数維持だけならいくらでも好機はあったのですが、欲深いおじいさんはそれを許しません。天上の神様もさすがにあきれ果てたのでしょう。自民党に数々の不幸を撒き散らしました。それでも、欲深じいさんは決断できません。

そして、運命の昨日。天にも見捨てられた自民党に国民が「責任」を獲ってもらったのです。


同じことは、民主党にも言えますが、民主党はこの甘い罠から脱出できるのでしょうか?見ものであります。3年以内に解散できなければ歴史は繰り返されるのかも・・・・。楽しみです!・・・(^^)