日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

ボルトは化け物か?

遺伝子的に解明すると、現在の人類は5種類に分類されるそうですが、陸上選手であるボルト氏は6種類目に該当するのかもしれません。

だって、人類が30年かかってコンマ1秒更新してきた100mの世界記録を、たった1〜2年であっさり塗り替えるのですから、化け物と云っても過言ではありません。

その上、あの走り方は決して美しいものと言えず、もしも、もっと美しい走り方をマスターしたなら素敵な記録が出ると思われるのですが、これは素人のアサハカさでしかありません。

専門家の診断によりますと、彼は上体を多少左右に揺らしながら走っているようですが、それは、元々彼が200mの専門家であり、200mは100mと違い、カーブのあるコースで走る為、その遠心力を最小限に抑える手段として、あの揺れは必要なのかも知れないということでした。

よって、彼が他の選手と同じように綺麗に走ったら平凡なタイムでしか走れないのかもしれません。そう、あの走り方だからこそ、彼は人類の歴史を塗り替えたことが出来たのです。

つまり、彼は化け物ではなくて、全く新しい方法で100mを走ったからこそ記録を出せたのです。

彼が出現する前の30年間は、皆同じような走り方をして、これこそが100mの理想的な走り方と信じて、走ってきたのですが、その理想的な走り方には限界があって、9秒7がその限界だったのかもしれません。

しかし、ボルトはそんなことは知りません。たまたま100mを走ってみたら早かったので、自分の方法で走っただけなのです。そして、驚異的な記録は生まれました。

もしも、彼が最初から100mの専門家だったらこの記録は生まれなかったでしょう。あの独特のフォームが天性のものだとしても、途中でコーチの修正され平凡な選手で終ってた可能性が高かったでしょう。


これは、よくある話で、日本の野球を見ればよく分かります。ほとんど全員同じ打撃フォームです。ここが大リーグと日本野球の最大の違いでもあるのですが、日本野球の監督コーチ陣が偉すぎるのです。選手の気持ち・努力の尊重という言葉をしりません。だから自分の理想の方法論を選手に押し付け、その才能を潰します。

イチロウは例外中の例外で、振り子打法を完成させましたが、それでも日本の野球は嫌だから大リーグに行って帰ってくる気はありません。

経済界、学会でも同じことが言えます。優秀な人材はドンドン海外に流出し、残ったバカが昔ながらの理想論を繰り広げるばかりでは日本の未来は暗いのです。これを修正しなければなりません。


大胆な進歩には、大胆な発想の転換が必要です。

さて、民主党にこれが出来るのか?

まあ、出来ないとしても、今は任せるしか方法はないのですが・・・・。