日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

「地方分権選挙」の行方

東国原宮崎県知事と自民党・古賀さんの2人で始まった騒動は、政府自民党と各地首長を巻き込んで、ついに次の選挙は「地方分権」が主題の「地方分権選挙」だという話になってきた。

みんな勝手に「自分が有利になる」ことばかり考えて、それをマスコミが煽るものだから、我々国民もついついそれに流される。「だって面白いんだもん。」もっともな話である・・・・。

しかし、この騒動は間もなく収まる。麻生総理が「解散だ!」といった瞬間、すべては収拾する。最長で後3ヶ月。あなたがなんと思おうと、収まるべき所に収まるしか方法がないのに、マスコミに踊らされる愚かさに気付かなければ、喜ぶのはマスコミだけなのだ・・・と言ったら身も蓋もないので、当社が結論を教えてあげましょう!

今テレビに出ている首長は、そもそも地方に落ち着く気はないのだ。国政に出たら当選の自信はあったが、国政の中に入ったら何百分の1になることを恐れ、自己の存在感がなくなることを恐怖した結果、「地方の首長」になる道を選んだのだ。石原都知事を見習った敗北主義者でもある。

そして今回「地方分権」を勲章にして「国政」に参入する機会を狙っているのが今回の騒動の起源であるのだが、この賢しい首長たちは「両睨み」作戦を採らざるえない。総選挙がどっちに転んでもいいように、どっちが政権をとっても自分と仲間が目立つよう振舞う。

民主党が「政権選択選挙」を画策し、このまま民主党が勝つと、自分達の行き場がなくなる恐怖に怯えた国政に色目のある首長は、同じく下野を恐れた自民党と組んで、まずこの選挙の行方を五分五分にして、その上で己の存在感を示すことで成り上がろうとしている。その第一作戦が「地方分権選挙」の提示なのだ。

総選挙の争点を自分達の専門分野に限定し、その上で勝馬に乗る作戦。つまり、首長連合は二手に分かれ自民・民主を応援する。そして、勝った方は負けた首長に謝罪させた上で、「この人は専門家だから必要です!」と言って、いつの間にか彼らは一緒に美酒を味わう立場になっている。うーん、見事な戦略である。どっちにしても「地方分権」の進展は図れるし、それを自分達が中心でやれる。なにせ、この選挙の立役者なのだから・・・。

さて、この妄想は当ってるでしょうか?