日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

『求む、副市長。』の失敗

 豊岡市では、副市長の2人体制に伴い、その内の1人について、本市の目指す都市づくりに、民間での職務経験を生かし、深い見識、豊かな発想力と熱意をもって取り組んでいただける人材(副市長)を全国から広く募集しています。
 公募に当たり、下記のとおり説明会を開催し、市長のが、求める副市長の人材像や目指すまちづくりについて、直接お話しします。
 「われこそは」と思われる方、「中貝市長の話が聞きたい」という方、「ちょっと興味がある」という方など、どなたでも参加できますので、ぜひ、お越しください。
 両会場ともに、事前申込みは不要です。
【公募説明会】
●東京会場
 ・日時 6月26日(金)午後7時〜
 ・場所 全国町村会館第1会議室
●神戸会場
 ・日時 6月27日(土)午後1時30分〜
 ・場所 神戸市教育会館201号室

====以上、豊岡市のホームページより====


年収1200万円以上を希望する「よい子」は、ふるってご参加ください・・・・・しかーし、よく考えよう。

私は豊岡の名前は知ってたが、場所も知らなかった。よって、この作戦は宣伝効果としてはOKである。また、市長としても、全国に顔を売れたし、財政赤字80億円の削減に失敗しても副市長のせいにできるので、良い作戦である。

しかし、この市長は間違っている。市役所の内部改革は絶対失敗する。なぜなら、役所の仕事の半分以上は「言い訳」を考え、「責任転嫁を計る」ことにある。ここに限らず、役人・官僚はそういう体質の中で育ってきたので、内部からの改革は期待できない。これは、国民の支持を得た強力なトップダウンでしか改革はなしえない。「言い訳」を聞かない「責任転嫁を認めない」強力な意思と指導力を持ち得ない凡人には不可能な仕事なのだ。

なのに、副市長の中1人は既に市役所の中から選ばれている。公募の副市長は、彼と同格である限り、この作戦は失敗なのだ。公務員という人種の本質を知らない市長は楽観的にすぎる。

石原都知事、橋下府知事という強力な個性をしても非常に苦労してるのに、それを市民の信任もえない副市長が何ができるというのだ。公立学校の校長が自殺に追い込まれたことがあったが、どんな優秀な民間企業戦士も公務員に囲まれたら能力を発揮する前に終ってしまう。これが現実なのだ。

まあ、何もせず、金を貰う目的ならばそれはありだろうが、ヘンな正義感を持ってるなら敗北は必至だから止めた方がいいよ!こんなはした金で、精神に錯乱起したら割に合わないよ!・・・・(^^;)


☆これ(↓)は「カンブリア宮殿」のCMである。

http://mog-run.seesaa.net/article/122049401.html