日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

「厚生省局長逮捕」について

本来なら「政党けんきゅうシリーズ」なのだが、自民と民主はマニュファスト研究もしないといけないので大変だから後回し・・・・(^^;)

で、今日は「厚生省局長逮捕」についてだ。マスコミのほとんどは犯人決定と騒いでいるが、本当にそうなのか?警察発表を鵜呑みに報道する姿勢は本来のメディアの役割なのか?

と言う訳で、当社の疑問を検証してみたいと思う。

①大阪の特捜部にぬかりはないと思うが、この女性局長には余りに状況証拠が不利すぎる。エセ障害者団体も彼女の上司も証明書を偽造した部下もこの女性に頼み頼まれ手渡されたと供述してるが、今の所本人は「否定」している。そう、彼女は完全に八方塞なのだが、あまりに完璧すぎて逆に不自然さを感じる。小説の場合だと彼女は絶対シロなのだが・・・・(^^;)

②彼女は図らずも「厚生省次官」レースに参加せざるを得ない立場にいる。しかも、女性であり地方大学出身というハンデを背負っている。やっかみの対象としては最高の獲物である。彼女がいなくなれば得をする人物は確実に存在する。

③彼女の仕事振りは他の官僚と違い非常に誠実だという話が聞こえてくるが、これは裏を返すと他の官僚や政治家にとって非常に相手にしにくいということの表れでもある。

まとめると、彼女には敵が多く、現在その罠に完全にはまってる可能性も否定できない!・・・・という立場から当社は話を進める。どんな状況においても、疑問が湧いたらそれを脚で確認することがメディアに課された使命なのだ!!(^^)

で、最大の疑問は、彼女がこの事件に関わっていたのなら「なぜ、証明書の偽造という危ない橋を渡ったのか?」ということである。こんな証拠を残すようなマヌケな犯罪を彼女はしたのか?それほど彼女は頭が悪いのか?ってことなのだが・・・・・。

私が彼女の立場なら、このエセ障害者団体に既に認定されてはいるが怪しい団体を教えるか、認定されるコツを教える(最悪、書類だけそろえて正式に認定する)のだが・・・(^^)そう、どんな偉い政治家の圧力であろうとそれを「犯罪」で手助けすることは、それは政治家としても嬉しくはない。ギリギリでやってこそ一流の官僚なのだ。

もう一度確認するが、上司が「政治家に言われ、彼女に紹介した」と言ってるが、「直接政治家に会ったのか?電話だったのか?エセ団体が政治家秘書の名刺を見せただけなのか?」その辺が判然としない。当の政治家も完全否定してるし、実に怪しい。上司が逮捕されないことから上司は「この件をよろしく頼む。」と言ったが「偽造しろ。」とは指示していないことが推察できる。

よって、彼女も部下に「この件よろしく!」と言ったが、部下は偽造に手を出し、彼女はこれを追認したと考えるのが常識的だが・・・これは前述の通り、リスキーで頭が悪すぎる。真面目で誠実な女性官僚なら「ダメなものはダメ!」って言うのが普通であるからこそ、アホな部下が前後を考えず「偽装」に走ったと考えるのが常識的であり、自分の罪を減ずる為に彼女に指示されたと証言するのは馬鹿な部下の考えそうなことである。

また、エセ団体が彼女に直接手渡されたと証言しているが、そもそもこんな詐欺師の言うことは信用できなし、もう大分前の話だから捜査当局の誘導尋問に乗っただけの話かもしれない。そう「偽装」は官僚主導であり、こっちは渡りに船だったので乗っただけである!と印象付けるには都合が良いのだ。

特捜部としても、政治家の逮捕が最終目標ならノンキャリアの係長の犯罪ではなく、バリバリキャリアのエリート官僚がらみの事件の方が都合がいい。万一、政治家は逃してもキャリアを捕まえたのなら面子は立つが、係長じゃ特捜の名が泣く!東大学閥の為に地方大のエリートを潰すって構図も考えられる。そう、シナリオを考える時間はタップリあったからね・・・(^^)


ほらっ、一見完全犯罪の成立(彼女の有罪は確定的)だが、よくよく考えるとまだまだ疑問の余地がある。これが全部解明できないうちに彼女を犯人扱いするということは、礼儀正しい当社のような新聞社には出来ない。

そう、もう気付いてると思うが、このお話は「裁判員制度」を控えた裁判員候補者とメディアの為の注意事項なのです。容疑者は裁判が終るまで「推定無罪」でありますから、検察・弁護士の話を冷静に判断しなければなりませんが、裁判以前に御用マスコミを通じて流された警察側のシナリオに騙されるなよ!!・・・という、社会正義を守る新聞社からの警告でした。(^^;)