「ＦＸ」とギャンブルの魔力

あはは、昨日の記事を読んで今日は「歴史の２面性」だと思った諸君、甘いな！そんなんではこの「しんがり新聞」の読者とはいえない！「人の裏をかく」のがこの新聞の役割だからね。（＾＾）

「ＦＸ」とは、外国為替証拠金取引の略らしいが、要は為替制度をギャンブルの道具にした「丁半博打」である。ニュースでよく「今日は円高です。」と言ってるが、この場合「円高になる」に賭けてた人は儲け、「円安」に賭けた人は損をする。これは円と米ドルの例であるが、他にもたくさんの通貨を取引できる。そう、まるでパチンコの台を変えるがごとくお手軽に・・・。

また、この「証拠金」ってのが魅力だ。なにせ手元に１万円あれば、会社によっては１００万円の取引が出来るのだ。１万円をなくしたら、次は２万円で２００万円の取引で勝てば、ほらっ大儲け！自分の相性のいい通貨を見つけ「丁か？半か？」の二者択一。簡単だね。楽勝だね・・・・（＾＾）ｖ

その上、普通の主婦が「ＦＸで大儲け！脱税で逮捕！」という記事をみたら「自分も・・・」と思うのは無理もない。そう、ダンナの残業代が期待できない人妻がやろうとするのは当然の帰結だ。最近はテレビでＣＭもやってるし、関連ブログも多い。皆さん「儲かってる！」みたいだし、私だって・・・・・。

確かに、為替相場には一つの傾向があって、一度「円高」傾向が始まるとそれがずうっと続くことがある。この波に一度乗れば、ウホホイのホイで儲けることは可能である。ほーら、簡単簡単、いい事尽くめだ！明日から私も大金持ち！！こんな魔法なら、何でもっと早くかからなかったのかしら！？あー、気付かなかった食わず嫌いの自分に腹が立つ！！

・・・・と「ＦＸ業者」さんは言いますが、本当ですか？

あはは、奥さん。よく業者の甘言に惑わされず、ここにお出でになりましたね。感心歓心。９割の人があー言われると「じゃ、チョットだけ。」って言っちゃうんですよ。そっ、業者としては客が儲かろうが損しようが関係なくて、手数料で儲ける会社ですから、一人でも参加者増やすために
「いいこと」ばっかり言うんですよ。まあ、他の業界でも営業マンは似たようなモンですけど・・・・。イエイエ、当社は新聞社ですから安心です。そう、奥さんを騙しても何の得にもならない。真実だけを報道します。任せてください！！

・・・・何っ！！分かった、直ぐ行く。・・・うーん、奥さん。大事件発生です。詳しいことは言えませんが、私も取材に行かなくては・・・申し訳ない。この続きは明日ってことで・・・・スイマセン、すいません。