独裁者は誰か？

日本で今一番熱い地域は間違いなく大阪です。橋下君を台風の目にした「大阪の乱」は中盤戦の最終局面を迎え、燃えに萌えています。但し、本当に大阪府民が全員燃えているかどうかは未確認ですけど…。

そんな橋下君、自分を「独裁者」と呼んでいますが、果たしてそうでしょうか？

ついこの前、九州の某市長が議会を無視してやりたい放題。緊急時の例外規定を独自に解釈して、皆を呆然とさせていました。まあ、彼は独裁者と言うより狂人に近いと思いますが…。

これに比較すると、橋下君は立派です。ちゃんと議会の過半数を押さえ、民主主義の手続きに則り府政を運営していたのですから問題ありません。

…と書くと「ヒットラーも最初はそうだったが、後々どうなったか？お前も知っている筈だ。」と言われそうですが、橋下君は当分の間憲法改正が出来ませんので、統帥権も秘密警察も持てませんから、ご心配に及びません。所詮、地方の首長は独裁者になりえません。

しかし、どぜう君は現に統帥権を持ち、秘密警察を組織出来る立場にあります。その上、彼自身の選挙公約をことごとく破り、国民に説明無く国際公約を重ね国民負担だけを求めます。党内の反対意見も「政治決断」で一蹴です。

あれれれっ？これって「独裁」じゃないんででしょうか？

二年後に消え失せる民主党政権に嫌な事を全てさせて、その上であぐらをかきたい自民党とともかく増税したい官僚様。そして、彼らに騙されているとも知らない、純真などぜう君！……って事は、どぜう君は独裁者じゃない！？

まあ、誰が独裁者だろうとなかろうと、国民に嘘を付く政治家は即刻辞めてもらいましょう！

TPP反対とか、消費税増税反対とか言う前に、嘘つき総理には辞めてもらいましょう！