日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

日本はまた大国になるぞ!

(これは前記事の続編です)


……って言われても、過去二十年間、官僚様は国民の為に何をしたのでしょうか?バブル崩壊とその再生には役立たずでしたし、原発事故も昔ながらの大企業・東電の味方以外迅速に何をしたでしょうか?


残念ながら、この国の今の官僚様は後ろにしか目が付いておりません。前例とか過去の経験からしか物事を考えられないのです。または、アメリカ様の真似をするとか…。

否、そもそも官僚組織とはそういうものなのです。為政者が何かしようとした時、それが全ての法律に違反しておらず、尚かつ、過去の政策と矛盾していないかどうか?このチェックが官僚様最大の存在理由です。

だからこそ、官僚様にはスンゴイ記憶力が求められるのです。まあ、戦後間もなくは日本と国民の為にその能力は使われたのですが、一定水準に達すると官僚様の出番がドッと減りました。イイエ、やるべき事はあったのですが、それをすると過去官僚様が間違いを犯したした事になります。完璧主義者の官僚様にはあってはならない事ですから、過ちを正す事もありません。


それが出来るのは、権力者たる政治家だけなのですが、同一長期政権下では自己否定的な政策は採りにくい物です。特に、官僚言いなり政策の軌道修正はほぼ不可能です。


そんな中での歴史的政権交代。呑気な日本人もやっと気付いたのでしょう。これはある意味官僚様の敗北だったのですが、政治主導を唱った鳩山民主党に対し官僚様は指示待ちに徹する事で抵抗を示しました。これは想定内でしたが、想定外だったのは鳩ちゃんの暴走。沖縄基地問題に首を突っ込み自滅!これで官僚様は息を吹き返す事となるのです。


何せ次の菅くんの手の内はお見通しですから、官僚様は楽勝でした。但し、薬が効きすぎて菅くんが他の民主党議員の話を聴かなくなり、仲間から見限られたのは予想外でしたが……。


だから次は上手にやります。布石が効いて官僚様の下働きで総理になった野田君は当然協力的ですから、大丈夫です。官僚による、官僚の為の政治の完全復活はもう目前です。野田政権は益々自民党化し、官僚様の為すがままです。



官僚様と大企業さえ安泰なら日本は大丈夫なのです。残りのゴミがどうなろうと些末な事を気にする必要はありません。だって、明治以降の近代日本は、この体制で軍事大国と経済大国になったのですから間違いありません。


そして、官僚様の次なる目標は…?官僚様は日本をどんな大国にしてくれるのでしょうか?


その答えは……世界に類を見ない「老人大国」なのです。古来日本では老人が尊敬されておりました。だから、間もなく日本は世界から尊敬されるか、憐れみを受ける老人大国になるのです。めでたし、めでたし。




あれっ?何か不満顔ですね。

じゃあ、聞きますが、これ以外何か方法があるんですか???あるなら官僚様に教えて下さいね!