日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

飯館村民よ、迷うことなかれ。

IAEA福島原発から40km地点の飯館村放射性物質を計測した結果、その地点はIAEAの避難勧告数値の2倍であったことを発表しました。

これに驚いたのは日本政府です。なにせ政府は20km以内を避難地域と指定しているに過ぎず、20〜30kmは自主避難地域としているのですから、それを10kmも越えた場所なのに「他人が余計な事を言うんじゃない!」と怒り心頭だったのでしょう「計測の仕方が違うから安全だし、現在の避難地域を変更するつもりはない!」と火消しに必死です。

以前本紙は、日本には原発事故の専門家は一人もいない!と書きました。そして、IAEA原発事故の専門家です。米軍の放射能除去部隊が来たり、フランスからは世界最大の原発総合企業が来日しましたが、これは何を意味しているのでしょう。もう日本人の手には負えない事態に現状はなっているからこそ彼らはやっと来たのです。彼らは本来もっと早く来たかったのですが、日本政府がそれを断っていた事実を忘れてはいけません。

それでも、TVや新聞は楽観論を報道しますが、それは東電や他の電力会社が大事な大事な広告の大スポンサーだからです。余計なことを書いたり言ったりして、後日電力会社から広告打ち切りをされたら大損害ですから、今は電力会社に不利なことは絶対に言えないのです。だから、TVに出る専門家と呼ばれる人は楽観主義者だけなのです。

政府にしても似たような立場です。今回の原発事故、一義的には東電が全責任を負わなければならないのですが、あまりにも被害が甚大で、例えば、原発20km以内の土地は全て買い上げなければならない!とか、福島県産の農作物やお魚も数年分買わなければならなくなる!ことも考えられますので、東電1社では到底支払うことは無理です。そうなると「残りの部分は政府が責任を持つ!」と言ってしいましたので、被害地は少ない方が良いのです。原爆の被害者を爆心地から2kmに限定したのと同じ手法を今回もとろうとしているのですね。


ですから、飯倉村の皆さん迷ってはいけませんし、迷う必要もありません!これから暖かくなると南風が増えますから、原発から北にある地域はますます危険になります。命あってのものだね、という言葉もあります。決断はお早めに!!