日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

選挙は続く〜よ♪

国民による投票は終りましたが、予想通り民主党が負けましたので、政権政党としては参院過半数を制するべく多数派工作が行われます。このままですと「ねじれ国会」になり総理が1年以内に辞任することになりますので、官君としては正に命懸けの戦いになり、これぞ選挙の延長戦であります。


ご存知新旧の幹事長は公明党みんなの党に対したくさんのお土産を指し示し「これで何とか与党入りしてくれませんか?」と土下座外交のごとく平身低頭していることでしょう。もちろん小沢君の担当は公明党であります。

それが証拠に、これだけの惨敗にも拘らず官君や党幹部の辞任はおろか、落選した法相も含め内閣改造も行う気配がありません。これは「お好きなポストを空けてお待ちしていますよ!」の合図に他なりません。数が違いすぎますので首相の席は譲れませんが、「その他はお好きな数だけどうぞ!」と言ってるも同じですね。ですから、彼らをして無責任と誹ってはいけません。


TVでは、みんなの党の渡辺君が引っ張りだこですが、この選挙延長戦の本命は公明党です。そもそも全ての政策が自民党より民主党に近い公明党ですから、また、与党の甘い蜜の味を知り尽くしている公明党と学会ですから垣根は非常に低いのですが、最大の問題は地方議会でも自公が組んでいるケースが多く、今回の選挙でも公明支持者の過半数以上が選挙区では自民党に投票した事実です。10年以上も仲良しでしたからそうなるのは当然なのですが、これは幹部も予想しえなかったのではないでしょうか?民主党に対するレッドカードがきき過ぎたようです。公明幹部は頭が痛いことでしょう・・・・。

対抗は当然みんなの党です。しかし、10議席は獲り過ぎでした。そして、これは渡辺君に欲を生じさせた筈です。「3年後・・・もしかしたら・・・・。」渡辺君はこの苦悩を振り切るように「与党入りはしない!」と懸命に言っていますが・・・・果たして、本心はどうなのでしょうか?「3年後なら総理の椅子も狙えるかも・・・・。」この欲が吉と出るか凶と出るか?

そして、大穴はもちろん自民党との大連立です。まあしかし、自民党は今回の勝利を自力によるものとカン違いしておりますので、彼らも3年後を見据える筈です。まあ表面的には「衆院を解散して民意を問え!」と言ってますが、自分たちだって300議席を持っていた時は任期満了まで過ごしていたのですから、これはパフォーマンスに過ぎません!


さーて、この選挙延長戦は国民の目の届かない所で繰り広げられますので予断は許されませんが、歴史を振り返ると細川連立政権や禁断の自社政権等国民の投票行動とは全く違う次元で展開されますので、何が起きても驚いてはいけません。

また、9月の民主党党首選挙も不確定要因ですから、もしかしたらこの選挙延長戦はこの党首選まで継続するのかもしれません。


まあ、どっちにしても最早あなたの手の届かない世界のお話ですから、我々としては人差し指を下唇に当てて見守るしかありません。今誰が何を言ったとしてもそれは信じてはいけません。「一寸先は闇!」これぞ政界なのですから・・・・(TT)



【お詫び】
前回の記事で「不在者投票」と書いてしまいましたが、これは大昔の表現方法で、現在は「期日前投票」となっておりますので、ここにお詫び申し上げると共に訂正させて頂きます。(ToT)>゛スンマセンでした!

尚、お詫びとは関係ありませんが、記者の投票した選挙区候補は次点で涙を飲みました。比例区は大躍進に手を貸す結果になりました。さて、記者の投票行動は?そして、あなたの投票行動は今後の日本に何をもたらすのか?あなたが今後「裏切られた!」と思わないことを願うばかりであります!!・・・(^^;)