日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

朝令暮改

先週、東北3県に遊説で官君は消費税の還付条件について言及したのは、地方で評判の悪い消費税増税の拒否反応を緩和することを狙ったの分かるのですが、問題はその条件が同じ日にもかかわらず二転どころか三転したことです。

この消費税10%問題は、民主党マニフェストにのっておりません。にも拘らず官君は、鳩山君が普天間問題と同じように独断で言及しました。どうにも時の首相と言うのはマニフェスト以上のことをやりたがるもののようです。

まあ、マニフェストは同じ政党と言えども意見の違う人もいるのですから最大公約数的なものになるので、首相としては物足りないものを感じ、また、最高権力者として己の力を誇示したいと思ってしまうのでしょう。鳩山君も同じ轍を踏んだのですから、これはまさに権力の魔力のなせる技なのでしょう。

しかも残念なことに、この想いは単なる思い付きを言葉にしただけのものであり、だからこそ一寸でも評判が悪いと直ぐにその発言は後退し、小手先の善後策も二転三転します。


その上、官君は数字に対する弱さも露呈いました。官君はつい最近の財務大臣当時も乗数効果について意味不明な説明をして不興を買っていましたから、数字については不得意分野なのでしょう。

しかし、これが経済大国の首相としてはどうなのでしょうか?乗数効果の怪しい式の内容まで説明しろとは言いませんが、還付条件の数字くらいは覚えてもらいたいものです。

まあ、結局は何も決めておらず、思い付きだけでお話した結果が招いた悪夢なのです。

一応、首相は最高権力者なのですから、己の発言がどういう効果を生むのか考えなければならないのですが、最近の日本の総理にその傾向は見受けられません。だからこそ毎年のように総理が変わるのですが・・・・。


そんな官君の未来がどうなのか?本紙は知りませんが、少なくとも1週間後の参院選で彼を笑顔にするわけにはいきません。こんなブレブレの総理に消費税を任せたら、10%が20%や30%になっても不思議ではありませんからね。


そもそも消費税増税は財源が無いからであり、それが還付制度を設けたら全く意味のないものになり、「やっぱり財源がないので消費税を20%にします!」って言うのが目に見えているのですから、還付制度に騙されてはいけません。ふざけるな民主党!!



【おまけ】
前回の記事で、消費税について共産党以外信じられるとことはないと書いた本紙ですが、幸福現実党その他も消費税に反対でした。しかし、せっかく投票するのですから自分の投票が死票になるのは偲び難い。・・・・うーん、ここは「みんなの党」に騙されてみましょうか。彼らが一定の票を取ったなら近い将来与党入りする可能性は低くなりますので、それに賭ける選択はあるかもしれません。「みんなの党」のアジェンダに「今後3年間政権与党に入りません!」とあれば問題ないのですが・・・・。