日本しんがり新聞社

ボケ老人の妄想記事ですから、怒らないでね…(^ ^)

円高進行、目標59円?

ニューヨーク株式市場が乱高下しております。ここ迄来るとダウ平均1万ドルが防衛ラインとなりますが、果たして……。株をやっている方は夜も寝られず大変ですねぇ。まあ、寝苦しい夜も暑さを忘れられるので、その点だけが幸いです。


そして、より問題なのが円高です。つい先日市場介入したのに、ついに高値更新です。輸出頼りの日本経済のお先は真っ暗ですねぇ。


しかし、財政状況が先進国一悪い日本円が強いのは不思議な事ですが、最近の為替市場は経済や財政より通貨供給量中央銀行の姿勢を重視しております。

つまり、リーマンショック後世界の国は景気刺激策としてお札を沢山印刷したのですが、日本ではレンホーさんが造幣局のインク代を仕分けしたのでそれが出来ませんでした。


冗談はさておき、先日のラジオによりますと、米国は過去5年に通貨供給量を3倍近くにしたのに、日本ではたったの1割増だそうです。これではドル安が進む筈です。ドル紙幣の価値は3分の1になったのですから、円はいつ暴騰してもおかしくなかったのです。それがそうならなかったのは、日本の景気と財政が悪かったからです。


しかし今回、米国の経済がせっかく通貨供給量を増やしたのに、その効果が予定通りいっていない現実に格付会社が気付いてしまい、米国国債の格下げをしました。これに驚いた投資家は、ならば現実的に破綻したギリシャを抱えるEUはもっと危ないに違いない!と思い、ドルやユーロを売ってみると以外に値動きが軽い。調べると通貨安を喜ぶ国が多い。


ところが、一国だけはここ20年以上通貨政策を変更していない。今後も変更しない可能性が高い投資家にとって非常に分かりやすく有難いアホの国があったのです。そうです、我が国・日本です。


これで、投資家の目標はあっさり決まりました。米国政府が望むドルを売り、何もしない・何も出来ない円を買う。これ程安全安心な投資話は滅多にありません。

まずは、新高値。次は当然60円台。場合によっては一度50円台も狙えるかも……。投資家の皮算用は留まる所を知りません。



これに対抗するには、通貨政策の大転換なのですが、石頭の日銀を動かす手段を民主党自民党も持ってませんから、実際に円高がかなり進むしかないでしょう!


貧乏の私たちが出来る事はドル預金を解約し、FXでドル売りをするくらい。来年のアメリカ大統領選の頃はグァムで豪遊しましょう!